新型コロナウイルスワクチン接種後どの程度抗体ができているのかを採血検査で検査することができます。

ワクチンが効いているか調べてみませんか?

2回目のワクチン接種後概ね2週間程度で抗体が確認できるようになると言われており、当院では2回目のワクチン接種後4週間以上経過した方(推奨)に抗体価(中和抗体)の検査を行っております。抗体価を調べることで、新型コロナウイルスに対する免疫を獲得できたかを確認することができます。

次のような方が検査を希望されています。

• 体質や年齢などによって抗体のでき方が異なるのでどれくらい抗体ができているのか調べたい
• 副反応がなかったので抗体ができているのか調べたい
• 日にちが経つほど抗体が減っていくので現在どのくらい抗体があるか調べたい
• 仕事や海外出張等で抗体の検査が必要なので調べたい

対象の方

• 新型コロナウイルスのワクチンを2回以上接種し最後の接種から4週間以上経過した方
• 採血による検査になります
• 結果が出るまで概ね2-3日かかります
• 結果の如何にかかわらず追加のワクチン接種はできません
• 抗体価が低い場合でも当院でさらなる検査や治療等は行えません。現状、「感染対策を怠らないでください」というアドバイスしかできませんのでご理解をお願いします.

※新型コロナウイルス感染時の症状のある方には適用できません。

検査費用 3,300円

抗体価検査について

  • 当院の抗体価検査は、新型コロナウイルスが持つスパイクタンパク質(Sタンパク質)に結合する抗体(中和抗体)を測定する検査になります。
    なぜ、スパイクタンパク質(Sタンパク質)に結合する抗体(中和抗体)を調べるかというと、ヒト細胞に新型コロナウイルスが侵入する際には、新型コロナウイルス表面のSタンパク質がヒト細胞に結合することで侵入する特性があるためです。新型コロナウイルスのワクチンはSタンパク質のみを作り出すようになっており、ワクチンを接種するとヒトはSタンパク質に対する抗体を産生することで、Sタンパク質を不活性化し、新型コロナウイルスから人の体を守ります。
    つまり、Sタンパク質に対する抗体(中和抗体)の量を調べることでヒトが新型コロナウイルスに対する免疫を持っているかどうかを調べることができ、当院では新型コロナウイルスのSタンパク質に対する抗体価を、最も信頼性のある検査試薬の一つであるAbbott(アボット)社のIgG抗体定量検査用試薬(SARS-CoV-2 IgG II Quant抗体検査用試薬IgG抗体検査)を用いて外注で検査しております。検査費用は自費(保険適用外です)で3,300円(税込み)となっております。